【旅行3日目(2)】 ウルワツ寺院でケチャックダンスを見てきました
こんにちは。charoです。
ハネムーンバリ編ももう終盤にさしかかってきました。3日目の目玉、ウルワツ寺院で夕日を見ることと、ケチャックダンス鑑賞です。これは出発前にJTBにオプショナルツアーを申し込んでおいたものです。
もくじ
ここでちょっとバリ知識
バリの2大絶景夕日スポット
バリで夕日の絶景スポットといわれるところが2か所あります。ひとつはウルワツ寺院。もうひとつはタナロット寺院です。どちらも海沿いですが、ウルワツ寺院は崖っぷちです。高所恐怖症の方はご注意。
ケチャックダンスについて
単に「ケチャ」や、英語では「モンキーダンス」とも言われ、踊りのBGMは楽器を使用せず、声だけで音楽が奏でられるのが特徴です。終始続く「チャッチャッチャッチャッ!」というテンポを刻む声がケチャックダンスの名前の由来だそうです。バリ島の各所で行われていますが、有名なのがウルワツ寺院とウブドでのものです。
ウルワツ寺院に向けて出発
時刻は16:00。ホテルのロビーで待っていますと、JTBガイドさんがやってきました。今回のガイドさんは特にやる気がなさそうな感じ、かな。全体的な印象なのですけど、ホテルのスタッフ以外のバリの人たちは、どこか肩の力が抜けているというか、なんとなくですが、ユルーイ雰囲気を漂わせている人がとても多いように感じます。だからといって不真面目とか不愛想とは違うのですけれど…。今回のガイドさんも運転手さんもそんな印象の方たち。でも、気さくに話しかけてきてくれます。
ウルワツ寺院はバリ島南端にあります。途中はかなりの田舎道。
軽くカモにされてしまった私たち
ウルワツ寺院までは3~40分。その間ガイドさんが割と流暢な日本語でいろいろ話しかけてきてくれました。その会話の中で私が「バリ土産を買いたいけれど、雑貨屋さんに寄る機会が無くて」という話をしたら、「丁度ウルワツ寺院の途中で寄れるところがあるから、寄りますよ。たまたま。お客さん幸運ね」と、寄ってくれることに。そこでバリに行ったら欲しかった「バリ猫」土産を無事ゲットすることができました。他にもいくつかお土産を仕入れ、ガイドさんありがとう…と、思っていたら、お店の方と何だか怪しいヒソヒソ話をしているガイド氏。その、何か怪しげな…という疑念は、次の日の空港で判明しました。このとき寄ってもらったお土産屋さんは、なんと定価に2割くらい上乗せされていたのです。バリ猫をはじめとした代表的なバリ土産は、空港でもここよりお安く売られていたのでした…やられた~!といっても、別に詐欺ではないし、日本円にしたら100円、50円の上乗せで、損としては大したことはないのですけど……何か悔しい…。あれはおそらく紹介料の打ち合わせだったのでしょうね…
ウルワツ寺院に到着
ウルワツ寺院はヒンドゥー教の寺院なので、過度な肌の露出はNGです。そのため、入口で観光客用に肌を隠すための布を貸し出してくれています。私たちは布を使う必要はありませんでしたが、目印のために3人で同じ色の布を身に着けて観光開始。歩いていると早々に猿がお出迎えしてくれました。お出迎え、というよりは、「人間なんて知ったこっちゃない」と言わんばかりのまるで物怖じしていない様子。ここの猿は人に慣れていて、人が持っている食べ物や小物、帽子やメガネなんかも奪っていくから気を付けて、とガイドさんから注意を受けました。
ウルワツ寺院は崖沿いに建てられています。敷地はかなり広く、ご立派な感じ。敷地内にお堂などが点在していますが、残念ながら観光客は建物の中に入ることはできません。建物の中は、外にめぐらされた塀と柵の隙間からチラっと覗けるくらいです。寺院観光といってもこの程度なので、日本で寺社巡りなどを趣味にされている方が期待していったら、がっかりすることうけ合いの内容です。ただ私たちは夕日とケチャ鑑賞を目的に来ましたので、そこは許容範囲。
ガイドさんはスタスタ先に歩いて行ってしまいます。時々止まって写真を撮ってくれたりはしてくれましたが、そこはかとなく伝わってくるやっつけ感。
夕日がきれいな・・・夕日?
夕日鑑賞ポイントに到着。このとき時刻は17:30頃。これは・・・夕日、なのでしょうか(写真はカメラの設定をいじって、夕日に「寄せて」ありますが、肉眼ではもっと明るい感じでした)。バリの日没が18:30前なので、まだ日が高めです。この日は一年のうちでも早く日が沈む時期だったのですけど、それでこの状態ですので、他の時期だとさらに明るく感じることでしょう。しかし夕日に納得いかないからといって、ここで立ち止まっているわけにはいきません。なぜならケチャックダンスの開演時間が迫っているからです。もしこれからバリに行こうという方がいたらよく覚えておいてください。ウルワツでケチャを見ようとしたら日没は見られません。
ケチャックダンスの開演
ガイドさんがスタスタ歩いて行ってくれたおかげ(?)で、まだ人の少ないうちに会場に入れました。会場は大学によくある階段教室みたいになっています。ケチャックダンスは、現在では商業化が進みエンターテインメント性が高められていて、もともとの民俗的、宗教的な色は薄れているということです。そのため、ただ歌って踊るのではなく、インドの物語(ラーマーヤナ物語)との融合がなされていて、舞いというか劇としての見ごたえがあります。正直に言ってしまえば、ウルワツのケチャはショーとして楽しむものだと感じました。あくまで観光客向けの民族風味のショーであって、それ以上でも以下でもありません。それでも面白く、大変楽しめました。
開演直後はまだ明るく、話が進むにつれ日が沈んでいきます。
劇の中で特に盛り上がるのが、ハヌマン(味方の猿の将軍)が暴れまわるシーンです。筋書どおりに一通り暴れまわると、あとはこのお猿さんがアドリブでやりたい放題、観客をいじり放題してきます。劇の進行中も、客席をうろうろ歩き回っては、シレっと座席に座ってみたり、薄毛の人のおでこをポンポンしてみたり、お客さんのサングラスを勝手に拝借してみたり、はいチーズ。本編そっちのけで観客の視線をさらっていきます(;'∀')
1時間ほどの劇でしたが、とーっても楽しめました。物語やインドネシア語が分からなくても大丈夫です。劇ではほとんどセリフがないのと、物語のあらすじは、日本語で書かれたものが紙でもらえますよ。
終幕後は、演者さんとの写真撮影もできるのですが、私たちは渋滞を避けて早々に脱出。再び30分かけてホテルへ戻ったのでした。
ここまでの文章を読み返してみると、なんだか文句タラタラですけど、全体的には満足はしています。一度はオススメしたい内容です(*^-^*)
ホテルへ戻る途中に、ガイドさんが気になることを言っていました。本来、このとき6月下旬というのは乾季にあたるのですが、「その前の雨季に雨が降らず、その影響でか乾季に入ってから雨が降っている、季節がずれている」というのです。雨季、乾季は天気の目安にはなりますが、移り変わりのタイミングは絶対ではないということでした。
ホテルに戻って、スンダラで二度目のお食事
ウルワツ寺院のあとは、昨夜と同じくレストラン スンダラでお食事です。寺院+スンダラでディナー のオプショナルツアーでひとり96ドル(USD)というお値段でした。
ディナーのコースは、メインがチキンかお魚ということで、私はお魚を、ダンナ様はチキンをチョイス。お魚はマヒマヒというお魚です。おいしかったですよ(#^.^#) ダンナ様のチキンもおいししかったです。気分が良くなったので、歩いてヴィラまで戻ることにしました。するとメインプールでこんな光景に遭遇♪
いや~いいですねー結婚式ですね~。お幸せに~(*´▽`*) こんな素敵なところで挙式したら、本当に忘れられない思い出になるんだろうなぁ~♪
なんて、人様の幸せを輝かしく思いましたが、いやいや私たちだって今まさにハネムーンの最中なんですよね。 今日のこの日の事も、何年経っても思い出して語れるように、しっかり覚えておこうと二人で誓いました(*ノωノ)
ダンナ様と夜のフォーシーズンズの中をしばらくあてもなく歩き回り、バリの最後の夜を満喫したのでした。