ハネムーンで初めての海外旅行

国外脱出したことがない新婚妻が初めて海外旅行に行った軌跡のブログ。旅行レポートと初心者目線でのお役立ち情報を綴っていきます。

【旅行2日目(3)】 フォーシーズンズの料理教室に参加。とっても大満足♪

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 こんにちは、charoです。

 今回はホテルで行っているバリ料理体験アクティビティに参加してきたお話です。私たちの短いバリ滞在の中で、この経験はとっても大きな思い出になりました。今度またフォーシーズンズ ジンバランに泊まる機会があったら、必ず申し込もうとダンナ様と話しているくらいです(*´▽`*)

 

もくじ

クッキングアカデミーへの参加

 インドネシアの郷土料理を題材に、日替わりで週6日行われているフォーシーズンズ ジンバランの料理教室。ウェブサイトやパンフレットでは「クッキングアカデミー」と紹介されています。

 アクティビティの最初は近所の鮮魚&青果市場の見学からはじまります。参加者は午後9時にロビーに集合、ということだったので、時間前に二人して待っていましたら…ほかの参加者の方は見えません。時間を過ぎてシェフが登場。どうやら参加者は私たちだけ?かと思いきや、もう1組、2人いるようですが、その方たちは市場見学には参加しないらしく。シェフからアレルギーの有無などを確認された後、いざ市場に向けて出発。市場は車で10分くらいです。

 

市場への道すがらで見た、生活感あふれるバリの景色

 ホテルの敷地を出て昼のバリを見るのは初めての経験。実際に目の当たりにしてみると、うーん、かなり新興国感にあふれています。日本の戦後もこんな感じだったのかなぁ?と思わせるような…というのは少し言い過ぎかもしれませんが、ここジンバラン地区に関しては「活気にあふれた田舎」という印象です。犬やニワトリが放し飼いなのは当たり前、彼らは車がすぐそばを通っても全く動じません。さらには牛が道路脇で放牧?放し飼い?されているのには驚かされました。本当に全くどこにも繋がれていないんですよ(; ・`д・´) そこそこに交通量のある道路脇で。信じられます?

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 バリはスクーターがすごく多かったです。あと交通マナーがひどいというか…。

日本車と日本製スクーターがたくさん走っているため、市場の人からも声をかけられて、バリの人はとても親日的だと感じました。

 

マルケットにしか聞こえない市場に到着

 10分も走ると、市場に到着。私の英単語の知識では、市場=マーケット…のはずですが、何度聞いても「マラケット」か「マルケット」にしか聞こえない…? というのは、実は正しく聞き取れていたらしくて、Rの発音が強いのがインドネシア訛りのようです。たぶん他の英単語も訛りがあるのでしょうけど、他はろくに聞き取れていないのでわかりません(笑)

 

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 市場の中はこんな感じです。鮮魚コーナーのお隣に青果コーナーがあります。お肉は鶏肉だけ少々ありました。広さは…バスケ/バレーコート2面の体育館のフロアよりちょっと狭いくらいでしょうか。屋根は低くて中は薄暗い感じです。

魚は見慣れないものばかり

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 鮮魚コーナーには、見たことのない、新鮮な魚がたくさん。新鮮な?魚もたくさん。結構な数のハエがいますから、虫が苦手な人にはちょっとキツイかも。でも、言われるほど多くはありませんよ。それでも日本の魚屋さんでこれだとちょっと…と思うでしょうが、バリだとなぜか許せてしまう不思議。

 

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 大物のマグロに感動していたら、シェフが「ここには本当の大物はいないよ。ラッキーツナ(特大マグロ)は日本に運ばれるからさ」と言っていました。そっかぁ、日本のマグロはこんな遠いところかもやってきているんですね~(*'∀')

 インドネシアは太平洋寄りのインド洋に点在する大小1万以上もの島から成り立っています。そのためマグロは「近海でよくとれる魚」だということ。私たちが見学している間にも、マグロが何匹も陸揚げされてきていました。シェフのクリスさんはお喋りで、とってもサービス精神旺盛な方。魚の名前やいろいろな説明を聞かせてくれました。魚の名前はほとんど記憶のどっかに行ってしまいましたが(ー.ー;) 二人の写真も何枚も撮ってもらいました。ハネムーンでは、二人の写真って結構貴重なんです。旅先で見知らぬ外国の方(他の観光客)に頼むのもちょっとハードル高いですから。

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野菜は見慣れたものもたくさん

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 野菜・果物コーナーでは、ニンジン、ナス、キュウリなど、日本でも見慣れた野菜が多かったです。あまり見慣れないものとしてはターメリックが沢山売られていました。どうやらターメリックはインドネシアでは欠かせない食材のようです。果物屋さんにはドリアンなんかもありました。バナナが、青い物、黄色い物、真っ茶色になったものなど色分けで売られていたのにも「らしさ」を感じました。

 

ホテルに戻ってきて、いざ調理開始!

 市場はあくまで前座ですよーっ。そう、これからが本番です。ホテルに戻り、料理教室用のキッチンへ向かいます。待っていたのは広くて清潔なキッチン。

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別の参加者は中国の新婚カップルでした 

 そして、ここで謎だったままの参加者とも合流です。後から加わったのは若い中国の新婚さんでした。奇遇にも、あちらもCanonのカメラを携えての参戦。charoのカメラもCanonです。ただ一つ違うのは…あちらのCanonはお高そうだということ。私はエントリーモデルですからね…なんだか負けた気が…(;'∀') きっとあの人たちはセレブなのでしょう。そんな匂いがしました。いいんです。ウチの子だってかわいさは負けていません。

 …おっと、大事なのはカメラじゃありませんでした。いい写真が撮れれば勝ちなんです。楽しくおいしく調理ができることが大切ですよね。今回私たちが挑戦するのは、クッキングアカデミーの中でも最も人気かつ評判の良い、「バリ料理」です。バリ料理の他には、曜日によってスマトラ料理、ジャワ料理、スラウェシ料理、ヌサ・テンガラ料理があります。その違いは…よくわかりません! で、では、実際に私たちが作ったバリ料理は…ええっと…何でしたっけ(*´з`)~♪

 シェフはこれが何というどんな料理だと、ちゃーんと教えてくれました。ですがインドネシア語の料理名は普段のなじみがなさ過ぎて、記憶に残らないのです(;´∀`) とはいえ、これではさすがにレポートとして無責任かな…。料理教室の参加者にはレシピが配られます。それを引っ張り出してきました。

今回のメニュー バリ料理

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  • Tum be siap:鶏挽肉のバナナの葉包み蒸し
  • Pepes ikan kakap:鯛のバナナの葉包み蒸し
  • Lawar kacang panjang:長豆のラワール(刻んだ食材とココナツの香辛料あえ)
  • Sambal matah:生サンバル(唐辛子中心の非加熱ミックス薬味)
  • Kue labu:カボチャケーキ

※ウェブのインドネシア語翻訳と記憶を頼りに頑張って翻訳してみましたが、間違ってても責任は負いかねます(;^ -^) 発音はローマ字読みに近い感じです。

 

 さらに、今回は最大8名参加のキャパの教室で、実際の参加者が4人でしたから、余裕があるということで追加メニューも教えてもらいました。バリ伝統のサテと、シェフのおふくろの味ターメリックライスです。

 

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 調理はシェフがナビゲートしてくれます。私もダンナ様もそれぞれに仕事が割り振られます。

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 日本でも時々見られるサテは焼き鳥と同じような串焼きですが、シェフ曰くレモングラスに挽肉を巻き付けるこのサテがバリの伝統的なスタイルの本物。サテは「男の料理」で、おいしく作れてこそ一人前のバリ男子と認められるそうです。

 ちなみに今日使ったレモングラスをはじめとしたハーブ類は、ほとんどがフォーシーズンズの敷地の中で栽培されているものが使われています。ただの植え込みかと思っていたら実はハーブと知って驚きました。

 

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 両手に花のクリスシェフ( *´艸`) 料理教室は、隙あらば挟んでくるシェフのジョークが隠し味としていい仕事していました(笑)

 

そうして完成したお料理がこちら…

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 盛り付け、飾りつけはシェフとアシスタントのプロの方々によるものです。というか、振り返ってみてみたら調理自体も自分たちでは簡単なところを半分くらいしかやっていません(笑) なので、料理が得意でない方やお子様でも安心して参加できるプログラムです。

 それで、お味の方は……うん、おいしい!ホテルの朝食には無かった刺激的な辛さです。でもただ唐辛子の辛さだけではなく、他の食材と相まって複雑な味を作り上げています。これは実際に作ってみて初めてわかりましたが、バリ料理にはライムが多用されています。それからエシャロット、ターメリック、ココナツ(実・ミルク・オイル)、ショウガ、レモングラス、このあたりが味のキーになっていそうな感じです。

 

料理教室に参加しての感想

 海外旅行は異文化に触れられることが大きなひとつの魅力だと思います。私たちはまさに異国の食文化に触れることができたんだなぁと、夫婦二人ともとても感動しました。街中でバリの食を知ろうとすると不調のリスクにさらされることになりますから、こういう形で安全に、そして洗練された本場のバリ料理を楽しめたということは、とてもいい経験になったと思っています。

 フォーシーズンズのクッキングアカデミーは、宿泊客以外でも参加可能のプログラムです。英語がほとんど出来なくても、何の問題もなく楽しむことができましたよ。食べることが好きな人や、夫婦で何かしたい人には是非オススメしたいアクティビティです。