ハネムーンで初めての海外旅行

国外脱出したことがない新婚妻が初めて海外旅行に行った軌跡のブログ。旅行レポートと初心者目線でのお役立ち情報を綴っていきます。

【旅行5日目(4)】 シンガポール動物園でナイトサファリを楽しむ

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 こんにちは、charoです。

 今回の記事は、シンガポール編2日目のハイライト、ナイトサファリです。私たちの行程では、サンズのプールとナイトサファリは初めからシンガポールで外せない予定として組み込まれていました。そのくらいとっても期待大なアクティビティです。その実際が、どうだったかを綴っていきたいと思います。

 

もくじ

 

 ナイトサファリは正確にはシンガポール動物園のすぐお隣の施設です。ですが、運営母体はシンガポール動物園で、展示の方向性も共通しています。

 まずはシンガポール動物園の特徴ご紹介から Wikipidiaより

シンガポール動物園(英語:Singapore Zoo、中国語:新加坡动物园、マレー語:Zoo Singapura)はシンガポールの中央集水自然保護区にある動物園。地元ではマンダイ・ズー(Mandai Zoo)と呼ばれることも多い。面積は東京の恩賜上野動物園の約2倍にあたる28ヘクタールを誇り、1973年にシンガポール政府が900万シンガポールドルを投じて建設した。現在は年間140万人が訪れるシンガポール有数の観光名所の一つとなり絶滅危惧種を含む300種以上の動物が展示されており、開業以来堀など用い動物が逃げ出さないようにするための障壁を観客から隠す「開かれた展示」を行っている。また世界最大のオランウータンの群れを飼育していて、1977年には霊長類学のFrancine Neagoが6ヶ月間に渡るオランウータンの生態研究を行っている。

シンガポール動物園 - Wikipedia

 

 この、「開かれた展示」というのがシンガポール動物園の大きな特徴で、それはナイトサファリも同じです。おどろいたことに、動物園なのにほとんど檻がないんです。もちろん猛獣はガラスかアクリルかで隔離されていますが、とても安全な草食動物に関しては、時々トラム用通路に出てくるほど開放的で、動物が観客と近い展示をしているのです。そして、ただ距離が近いだけではなくシンガポール動物園は自然の生態に近い展示を目指していて、そのため群れで生活する動物は園内で群れを作っているし、その中で自然に繁殖したりもします。そんな野生のままの姿を残した動物たちが活発に行動するのが夜の時間帯です。ナイトサファリでは動物たちのその夜の姿を見られる貴重な体験ができます。

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私たちはJTBでオプショナルツアーに申し込みました

 ここ、重要です。JTBツアーは特別ツアーです。ナイトサファリはトラム(セミオープンの客車がついた車)に乗って周ることができるのですが、JTBツアーはそこで違いがあります。ひとつは、日本語の音声ガイドが標準で選択できるということ。もうひとつ、巡回コースが特別コースで、一般とは並ぶ列が違うということです。その詳細はまた後ほどご説明するとして、ひとまず当日の夕方、出発前から追っていきたいと思います。

JTBオプショナルツアーは単体でも申し込めます

 旅自体がJTBパッケージツアーでなくとも、ナイトサファリ単体でこれからご紹介する内容とほぼ同様のオプショナルツアーを利用できます。このあたりから調べられます。

www.jtb.co.jp

 

 JTBの他に、VELTRA(http://www.veltra.com/jp/)などでも同じような内容のオプショナルツアーが提供されています。

 

送迎バスはいくつかのホテルをめぐって参加者をピックアップ

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 ただいま時刻は16:00前。私たちはサンズの地下でバスを待ちます。ナイトというには随分と早い時間ですが、これからバスは各ホテルを周って参加者を拾った後、動物園を目指します。シンガポールは一方通行の規制が多いため、バスの巡回路がほぼ決まっていてるとのことです。今回は行きにサンズからピックアップをしはじめて、帰りも同じ順路で周るため、最初に降ろされる、というコースでした。帰りが早いのはラッキーです(*´▽`*)

 

17:00すぎに動物園に到着。でもまだ開いていません。

 動物園には、昼間に動物を見るのとは別のナイトサファリ専用入り口があります。開園は17:30から。しばらく入り口外のお土産屋さんで時間をつぶします。

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17:30開門、その直後に一時解散

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 高まる期待とともに門が開かれました。しかしまだナイトサファリは開始ではありません。ナイトサファリのツアーが始まるのは19:15~です。だってまだ明るいですからね(笑) 開門を今か今かと待ちわびていた一般のお客さんがトラム乗り場のゲートの前になだれ込み、列がどんどん伸びていきます。ですが私たちは並ぶ必要はありません。JTBツアーはコースが違うのです。ということはつまり、中に入ったはいいものの、トラム出発までやることがないわけです。並ばないのは楽ですが、その分時間を持て余すことになるのですね。私たちJTBツアー参加者は、入場してすぐガイドさんが19:00での集合場所を決めたら、一時解散です。

 

【ナイトサファリ営業時間】

 開園 17:30~ (レストラン&ショップ利用のみ)

 ツアー時間 19:15~24:00 年中無休

 

 JTBのオプショナルツアーは食事付きのコースも用意されています。そちらを選択された方は、このタイミングでディナータイムとなります。食事の有無で差額が約60ドルということで、私たちは今回は食事無しのコースで申し込みました。

 

 JTBやそれ以外(VELTRAなど)のオプショナルツアー利用者でなくとも、自分で日本語トラムを予約して利用することはできます。ただし本数は少ないうえに、予約はカウンター先着順になります。英語のトラムは予約なしで利用できますがやっぱり並んでいます。

 

座って待つためには食事のオーダーが必要

 この時間に私たちもディナータイム。腹が減っては戦はできぬ(; ・`д・´) ってわけじゃなくて、むしろお腹は空いていなかったのですけど、飲食店と土産物屋以外ほとんど何もないところで90分プラプラ過ごすのはさすがにしんどいので座席確保のためです。いやーしかし、ここの飲食店はどこもいいお値段してますね…そしてお安めの軽食のお店はそもそも席がなかったりしています。仕方ない、席代と割り切って16ドル以上もするハンバーガーセットを2人で1セットだけ(*ノωノ) 頼んで席に着きました。まだそんなにお腹空いていないんだよねーと思いながら、ダンナ様より先に大きめのバーガーをひとかじり…おや、これは美味しいです(*´▽`*) ポテトも唐辛子入りのケチャップソースが合う!ハンバーガーに16ドルはちょっと高いけれど、美味しくゆっくり過ごせたし後悔はありませんでした♪

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【店舗情報】BONGO BURGERS

 営業時間 17:30~23:00

 トライバルショーを間近で見れる座席あり

 

園内はWiFiが入ります

 園内で無料開放しています。時間をつぶすのに大変助かりました(笑) 一応、モバイルルーターも持ってきていましたがここでは出番なし。

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ゲート前で1時間おきに開催されるトライバルショー

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 炎を使った部族的なパフォーマンスです。結構な迫力ですよ~。JTBオプショナルツアーに参加していると、ショーの最後までは見れません。

 

【開催時間】19:00 / 20:00 / 21:00 / 22:00 (22:00は金・土・祝祭日前日のみ)

 

19:30ごろ、ナイトサファリに出発

 待ちに待った出発の時です♪ 並んでいる一般のお客さんを横目に専用通路から中に入っていきます。そして見えてくるトラム!

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 私たちはキリン柄でした。出発進行~

 

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 あたりはだんだんと暗くなってきました。ナイトサファリの照明はかなり抑えめです。薄明りの中様々な動物のエリアを周っていきます。写真撮影は自由ですが、フラッシュは厳禁です。

 

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 フラミンゴが闇の中できれいに浮かび上がります。

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 写真では空がまだ明るく写っていますが、実際はもっと暗いです。

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 マレーバクがこんなに間近に♪ わかりますか?日が沈みきると明かりが足りなくなって、カメラの感度を最大にしても追いつかない…。

 

 ナイトサファリでは、エリアに来ても動物が見られるかどうかは運次第。私たちの時は半分くらいは姿を見せてくれませんでした。ですが、逆にとっても近くで見ることもできた動物もいたりで、楽しい時間を過ごせました♪

 

ナイトサファリの楽しみ方は日本語トラムだけじゃなさそう

 本当にあっという間の40分でした。ナイトサファリは、トラムで周る以外に、トレールを歩いて回るコースもあれば、専属のガイドと一緒にバギー&徒歩で周るコースや、ダイニングトラムで周るコースなどの特別コースもあります。ですが、特別コースはJTBツアーでは申し込めません。特別コースを利用したければ自力で動物園にコンタクトをとる必要があるようです。また、送迎付きオプショナルツアーだと、トラムの後に徒歩コースというのは帰りのバスの時間の関係で利用できません。

 今回私たちはツアーの日本語トラムだけで楽しみました。それはゼロからシンガポール動物園を知るということでは大変役に立ちましたが、正直ちょっとばかりそれぞれの動物を見る時間が短かったかなぁって感じました。徒歩でしか見れない動物や、逆にトラムでしか行けないエリアもありますので、次の機会があったら今度は送迎は利用せずに来て、トラム&徒歩コースをゆっくりと楽しみたいなって思いました。

 

アニマルショーも大変楽しめました

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 JTBのツアーに組み込まれているのが、アニマルショー「クリーチャー・オブ・ザ・ナイトショー」です。大変人気のショーで混み合いますが、JTBツアーでは座席が確保されています。このショーは、大蛇を首に巻かれたりするショーです。といっても大勢の観客の中で一人だけの犠牲者?なので、ヘビが苦手な方も心配は無用ですよ(笑)

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 このショーは本当に楽しかったです。なにせMCの人が盛り上げ上手です。トークでも演出でも楽しませてもらいました。園内の動物たちが出演するので、気分次第でプログラムが遅れたり変わったりしますが、そこもMCさんがうまくさばいてくれます。

【アニマルショー開演時間】19:30 / 20:30 / 21:30 /22:30

 

 これにてツアー終了。う~ん楽しかった(*´▽`*)

 

 ホテルに帰ってきたのは21:30過ぎです。シンガポール最後の夜ということでチラっと屋上プールの夜景を見てから、軽く食事をしたら瞬く間に睡魔にやられたのでした。オヤスミナサイ(-_-)zzz