【旅行5日目(3)】 シンガポールの地下鉄に乗ってチャイナタウンへ
こんにちは、charoです。
前回エントリーではサンズに泊まる一番の目的だった屋上プールの感動をお伝えしました。プールでひとしきり遊んでお部屋に戻ってきた私たち。気づけばお腹も随分減ってきたことだし、今こそチキンライスを食べるとき!ということで、チャイナタウンを目指します。
もくじ
シンガポールの外食事情
出発進行〜♪…の前に、少しシンガポールの食事情のお話を。シンガポールは食の安全にとても厳しい国です。基準的には日本並です。食品系のお店には検査も厳密に入っています。なので、現地のものを現地で食べることができます。水道水も衛生面としては問題ありませんが、水質の問題から日本人が飲むとお腹を壊す人もいるようです。(日本の水道水よりやや硬水)
シンガポールで食事をする場合、ホテルやレストランのなどで落ち着いてしっかり食べる、という以外に、「ホーカーズ」という、屋台の集合みたいなところで食べる選択肢もあります。このホーカーズは、街を歩けばいたるところで見ることができます。というのも、シンガポールの人はあまり自炊をすることはなく、毎日の食事はホーカーズに頼っているためだそうです。ホーカーズに行けば本場のローカルフードが食べられるということですね。
シンガポールの地下鉄は簡単&便利
サンズの地下は地下鉄(MRT)直通
ショッピングモールの記事でご紹介したサンズの地下は、地下鉄(MRT)のベイフロント駅にもつながっています。
チャイナタウンまではここから地下鉄で向かいます。「向かいます」って、さらっと言っちゃったけど、外国の公共交通機関なんて、もちろん初めてですから緊張します…。路線図を見るとこんな感じで(※注)、チャイナタウンまではDowntown Line(青色の路線)で3駅なので、難しくはなさそうですが・・・切符とかどうなんでしょう?そんな思いを抱えながら券売機へ。
シンガポールの鉄道路線図
https://www.transitlink.com.sg/
注)2016年8月現在
東京都内の地下鉄路線図(2016年8月現在 東京都公式ホームページ)と比べると、相当にわかりやすい感じです。メトロも慣れてしまえば楽なのですけども、私が外国人観光客なら使うのはためらうでしょう(;´∀`)
シンガポールの地下鉄の切符はICカード
旅行者のご夫婦でしょうか。私たちもこんな感じでした(笑)
券売機を見ると…タッチパネルです。もちろん英語です。でも機械相手なら何とかできそう(*´ω`) ダンナ様とあーだこーだ言いながら、初めての利用者用メニューからピコピコしてると、カードが出てきました。ペラペラのQUOカードくらいの厚さの紙です。
ダンナ「どうもこれを毎回チャージしながら繰り返し使うらしいよ。あと同じカードで何回か乗ると運賃割引ってのがあるらしい。」
ほおぉ~?運賃で「何回乗ると割引!」みたいなのって、面白いシステムですねー。やってることは回数券と近いのでしょうけど何か新鮮です。このカードをひとり1枚ずつゲット♪
シンガポールの地下鉄の清算(チャージ)は、券売機のタッチパネル操作で全部完結します。行きたい駅名を選んだら、カードをリーダーの台に乗せて、表示された料金を入れるだけ。慣れてしまえば簡単です。値段的には日本とあまり変わらないか、少しお安いくらいの印象です。
補足:私たちが入手したのは、スタンダード・チケットという種類の券です。初回は運賃+デポジット10¢で購入。次回以降はチャージして使用します。3回利用するとデポジットの10¢は割引で返金され、さらに3回の合計6回まで1枚のスタンダード・チケットは利用できて、その時点でまた10¢割引があります。
シンガポールの公共交通機関を利用する場合、ほかに ez-linkカード(MRT/LRT・路線バス共通ICカード 12ドル~)や、地下鉄・路線バス乗り放題券 ツーリスト・パス(20ドル~)を利用する手段があります。ですが、相当気合を入れて動き回ったりしない限りはスタンダード・チケットを利用するのがお得でお手軽なようです。
注意:少額の区間の場合(6ドル未満)券売機は10ドル札を受け付けません。このために私たちは近くのセブンイレブンで買い物することになりました(;'∀')
シンガポールは時刻表はないけど電車はすぐ来る
時刻表、もしかしたらあるのかもしれませんが、何度か乗っても一度も目にすることはありませんでした。ですが山手線並みに電車がすぐ来るので必要ありません。あと何分で到着、というのはモニターに表示してくれます。
地下鉄の車内はこんな感じ
車内は割とすっきりしています。清潔です。電光表示とテレビ画面もありました。それより驚いたのが座席がプラスチックだということ!これがクセモノで、駅で減速するたびにお尻が持っていかれるのです! Σ(; ・`д・´)三=
シンガポールでは車内で飲食すると罰金なのは割と有名かもしれませんが、居眠りしても罰金だそうです。気をつけましょう。って私はとても眠くなるようは度胸はありませんでしたが( *´艸`)
チャイナタウンに到着
着きました~♪ 駅の周りはお土産屋さんだらけ。横浜中華街とはかなり違った雰囲気です。
名物パンアイスを食べる
屋台を発見!シンガポール名物のパンアイスです。バターひと箱分くらいのアイスを食パンで挟んだだけのお手軽スイーツです。でもこれがおいしいのです♪
目指すはチキンライス
あまりのおなかのすき具合についつい目の前のスイーツに先に手を出してしまいましたが、本命はチキンライスです。日本でチキンライスというとケチャップで味をつけた「オムライスの中身」を指しますが、シンガポールのチキンライスは海南鶏飯(ハイナンヂーファン)といって、ご飯を鶏スープで炊き上げたものに鶏肉を添えた中華料理です。
チキンライスはシンガポーリアンのソウルフードです。ならばソウルを感じながら美味しくいただきましょうというのが今回の趣旨。その人気のお店が、チャイナタウン駅からしばらく行ったホーカーズの中にあります。
charoさん海外で迷う!WiFiルーター大活躍
…はい、迷いました(*ノωノ) やっぱり見慣れない土地をガイドブックの地図だけで歩くのはちょっとキビシイですね。でもそれも織り込み済みのことです。そんな時のためにWiFiルーターを借りてきたのですから。GPSをオンにしてGoogleMAPで一発検索。簡単ですね~やっているのは全部ダンナ様ですけど(*´▽`*)
マックスウェル・フードセンター
お昼時を少し過ぎていてもすごい熱気でした。席は空いているところを見つけて相席です。
チキンライスの人気店がこちら。天天海南鶏飯。マトモに写真が撮れないくらいたくさんの人が並んでいました。という言い訳( *´艸`) でも、冗談じゃないくらいお店は戦場でした。当然スマイルなどは売ってません。注文するこちらも必死です(; ・`д・´)
この、緑の「B」という張り紙、これはストール(=お店)の衛生状態のランクを示すものです。シンガポールの飲食店は国によって検査と結果の表示が義務づけられており、多くのストールで店頭など目立つところに掲示されています。Aが最高で、B、C、Dと行くほど衛生状態は悪くなります。とはいえ、Dは見たことがありませんでしたし、AかBならまず安全、Cはやや気を付けましょう、というくらいのようです。
【店舗情報】天店海南鶏飯
営業時間11:00~20:00 月曜定休日
夫婦そろって同じものを注文。お味の方は、お米が鶏のスープを十分に吸収していて口に含んだ瞬間にうま味があふれだします。添えられた鶏肉も柔らかく仕上げられており、一緒に食べるご飯となじみます。添えられたオレンジのピリ辛ソースをかけてたべるととーってもおいしかった(*´▽`*)
これでまたひとつシンガポールの目的を果たせました♪ あとはゆっくりチャイナタウンを散策。
チャイナタウンは探検しがいがありました
仏教寺院を見学。帽子をかぶったまま中に入ったら注意されてしまいました。ほかに、女性の場合過度な肌の露出もNGです。
1Fのメインフロアの中では法要?をやっていました。フロア中に響き渡るお経は大迫力でした。本当は上の階の資料館も覗きたかったのですが、ちょっとそういう雰囲気ではなく…でも、めずらしい機会にあたったようですからよしとします(*^-^*)
街中も探索・・・
ダンナ様はアヤシゲな通りやお店にも物怖じせずにグイグイ入っていきます。大丈夫なのかしら(;´∀`)
街中のホーカーズ。観光客はほとんどいなそうでした。
ふらっと入った雑居ビルにはマッサージ屋さんやら、地元の人向けの旅行代理店やら、雑貨屋さんが入っていたりと雑然としていました。フロアのつくりも突然、中○階があったりと、読めません。
チャイナタウンは、マリーナエリアとはまた違った熱気が渦巻いていました。
歩き回って疲れたら…屋台スイーツでひとやすみ♪
日本でも見かける、ブラックタピオカが入った台湾風ミルクティーです。マンゴーゼリーやコーヒーゼリーが入っているのがシンガポールアレンジだったのかな?お店は繁盛していました。暑い中歩き回った後だったので、余計においしかったです(*´▽`*)
ブラブラしているうちに、今夜のメインへと動き出す時間が迫ってきました。駅に戻るにもWiFiルーターでGPSが使えるおかげで迷いませんでした。持ってて良かったWiFiルーター。
鉄道に挑戦したり、観光スポットではないところに足を踏み入れたりと、ちょっと冒険気分を味わった時間でした☆